ほぼ黒ワンピース生活|双極性障害Ⅱ型の治療ログ

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2023/02/20 診察メモ

2023/2/20 診察メモ



診察ではお話しできない症状やエピソードが多いので書面にてお伝えさせていただきます

躁鬱混合状態が継続、辛いです

前回診察時から2週間程度はフラットな状態を維持できていたが、活動的になりすぎて疲労を自覚できず、座っていられない程度の疲労を感じ倒れ込むことが多かった。

疲労感:

朝に強い疲労感があり、次女を保育園に送り届けられない日があった。夫に子どもの送迎を協力してもらった日もあるが、送迎の車に乗っていられず吐き気が止まず、夫に負担を掛けているくやしさで涙が止まらなかった。お迎えに行くにも自転車や自家用車の運転に危険を感じるのでタクシーを呼ぶことが多い。費用がかさんで悩ましい。

次女の送迎が出来ずに自宅保育とする日も、自宅で面倒をみること自体が難しい。食事もインスタントや冷凍食品を単品で出すことしかできないし、外遊びに連れ出すこともできず、タブレットや動画を見せてばかりで適切な保育ができない。子どもに負担をかけていることにも申し訳なさが強い。

座っていられない程度の疲れを自覚することが増えた。椅子に座っても姿勢が保てず頭が垂れてくるので首に痛みが出る。平常の子育ての労務もあるが、あれこれとやりたいことが湧いて出て休養を取ることが惜しく感じる。

朝子どもたちを公園に連れて行き遊ばせることができたが、立ち眩みがひどく子どもたちが満足する時間を過ごさせてあげられなかった。帰宅し、その日の午後には服薬後に倒れ込んでしまい3時間ほど子どもを放っておいてしまった。(夫は出張で不在)

疲れやすいため入浴も自発的にできない。洗濯物も数日ため込んでしまい、着るものに困る日があった。子どもたちの衛生を保てずダメな母親だと強く思う。

トイレに立つのも億劫で膀胱炎によくなる。

食事を作るにも子どもたちのものを整えることに精一杯で、自分の食事は白湯のみ、またはインスタント食品で済ませている。せんべいやチョコレート菓子などを食事として済ますことも多い。

 

集中困難:

一つのことに集中することが困難で、あれもこれもとやりかけのことが溜まってしまいパニックになることが増えた。やることを書き出すなど工夫はしているが、どうにもならないことが多い。

戸締り忘れが最も心配。夫や子どもたちに迷惑をかけている。

集中困難ゆえ車の運転に不安があり、子どもの送迎にも自家用車の運転は控えなければならない。徒歩で行くにも子どもの脚力に限界があるため困難が多い。

 

感覚過敏症状?

耳から入る情報に強いストレスを感じる。イヤープラグを一日中装着している。耳鼻科での診察上は聴力に異常は見られなかった。

衣服のにおいにもストレスを感じるので無香料の洗剤を選んで使っている。町ですれ違う人の衣類の匂いや香水の匂いに刺激を感じると、その後は頭痛がして一日を快適に過ごせない。夫が香水を好んで振るが個人の好みなので止めるようにも言えない。頭痛薬を飲みタオルで鼻と口を押えて凌いでいる。

 

強い希死念慮:

機嫌よく過ごせる時間もあるが、その時間にも不意に希死念慮が生じることが多かった。

天気が良い日にベランダにもの干しに出るにも、飛び降りを考えてしまうため部屋干しにせざるを得ない。そうなると電気代への懸念があり、また自責感・自罰感が生じて希死念慮が強まる。

過去にあった良かったことも希死念慮に汚染されるので、かつてあった華々しいことも思い出すのが苦痛になっている。

何をしていても「早く死ね」と頭の中で声がする。実際、私は子どもの成長も阻害しているし、夫の未来も挫いたのだから早く死ぬべきだと思う。

「こんなにも死にたいのに何故死んではいけないのか」と頭の中で繰り返すことがあり、イライラする。自傷すれば落ち着くように思うがそれもしてはいけないことと分かり自制する。自制心を引き出すこと自体に疲れてしまい、更にイライラする。

 

死を考える

40歳になったこともあり、自分の死後にしてほしいことを家族あてにまとめようと思っている。エンディングノートの書き方について調べている。

また、安楽死についての書籍を読み安楽死や自死について考える時間が増えた。日本でも安楽死が認められるように願う。

もし自分が死んで葬儀が行われるとしたら、子どもたちの喪服の準備は夫や他の家族には任せられないので、私が支度せねばならないと考えている。

 

睡眠

ベルソムラ錠20mgで中途覚醒も少なく早朝覚醒も少なくなった。一方、心的ストレスを自覚しているときは中途覚醒や早朝覚醒があり、日中のストレスにより睡眠の質も変わることを自覚した。

この2週間は夫が海外出張で不在だったため眠れる日も多かったが、日中の疲れや対人刺激、反芻思考が強まる日もあり眠れない日も少なくなかった。

中途覚醒し再入眠が出来ず、障害年金の受給について調べ市内の社会保険労務士を探した。夜間・早朝に問い合わせをした。中途覚醒して活動すると過活動になることを自覚した。

 

障害年金受給について

上記通り、現在は障害による苦痛が大きく、日常生活もままならず再就労も叶わないことに強い不安を感じている。今までの預貯金から賄ってきた治療費や医薬品代の費用も底をつきかけているため、障害年金受給の再申請を希望している。

上掲通り、社会保険労務士を近隣市内で探したが、問い合わせ段階でのやり取りで先方が「双極性障害Ⅱ型は『軽度』の障害」という認識であると知り、こちらの痛苦に寄り添いがない雰囲気を感じたので依頼をやめることにした。依頼を止めるためのやり取りも攻撃的になりかけた。文面に表れる情動を抑えるのが大変だった。電話で強く言おうと思ったがそれもなんとか抑え込んだ。

社会保険労務士の方が近隣に見つけられなかったことから、遠距離にはなるが、もともと依頼していた埼玉の社労士と相談しながら進めていくことにする。

大野城市内の社労士への問い合わせの以後、精神的に落ち着かず、アルプラゾラムを多めに服用した。その副反応もあり身体が動かせない状態に陥った。

Twitterの闘病アカウントでそのことをツイートし、同病の方に慰めてもらうことで気分はある程度平定した。

 

問い合わせをしなければ良かったと後悔した。それが強いストレスだったようで、早朝覚醒と中途覚醒が続いた。続いて心因性失声症も発生して、まる2日発声できなかった。今も声を出すことに気力や体力を要する。

 

処方箋についての相談

ラミクタール錠の増量で躁鬱混合状態の平定はかないますでしょうか。

転居に前後して苦しく不安定な期間が長く続いているので、薬量を増やして済むのならば薬量を増やしたいです。

「早く死ね」と頭の中で声がするように感じるが、双極性障害には譫妄の症状はないので一体何なのか心配です。

集中困難の状態が続くと、家事や車の運転、子どもの送迎にも支障が出るため医薬品での手当てが可能ならば服用したいです。発達障害のある友人に、コンサータの服用で頭の中がクリアになり生活が改善したとききました。私も服用することは可能でしょうか。

 

障害年金受給申請

上掲通り、障害年金受給の再申請を考えています。今の状況で受給申請をして予後どうなりますか、主治医の立場からのご意見をお聞きしたいです。