ほぼ黒ワンピース生活|双極性障害Ⅱ型の治療ログ

「ほぼ黒ワンピース生活」双極性障害Ⅱ型の治療ログ中心のブログです

双極症なりに良かったこと 2022年末の思い

産後うつかと思いきや双極性障害(Ⅱ型)でした。というわけで治療開始してもうだいぶ経ちました

気分障害の当事者がつらつらと書き連ねる治療の感想になります。

万人に通用する障害の乗り越え方や治療の進め方についての情報はありません。私がこうだった、という一つの事例でしかないことをまずお詫びいたします。

(せめてものお詫びの気持ちで)障害についてお知りになりたい方は、厚労省の情報をご参照ください。

www.mhlw.go.jp

また、かかりやすい精神科を受診し、お医者様とよくお話しになることで障害を受け容れ、人生を穏やかにすることがベストであると考えています。スピリチュアル系列、反現代医療に走ることなく、この障害と共に生きる道を探していただきたく思います。

 

今日お話しするのはこんなことです

2022年、今年は概ねしんどい一年だったのですけど、もはや生きているだけえらいです。

まずは自分の病状、

ずっと躁鬱混合状態で、鬱の気分と躁の気分とが混じってイライラもするしソワソワもするし、怒るし泣くし、だいぶ結構ヤバかったです。

ヤバいのに転院もあり、前医との別れが寂しいところに新居近くでのクリニックも探さねばならず、初診予約何カ月待ちになるやらの不安もあり、秋ごろはほんとずっと泣きそうになってました

 

幸い今後お世話になるクリニックも良いところで、何しろ「通いやすい」点で安心しました

自治体を越えることになっても社会福祉は概ね切れ目なく続いたのも安心材料。

ただ、埼玉と違って福岡はヘルプマークの普及がまだまだの様子で、なんばつけとんしゃっと?という目も無きにしも非ず。

まぁぼちぼちとやっていきます

 

「だいぶヤバいのに」乗り切れたのは抗不安薬を気軽に服用するようになったのも効いていると思います。

 

当初は「都心に向かう電車に乗るときに不安発作があり出かけられない」という症状の手当てとして処方してもらったのですが、イライラ感が強いときや、高ぶって眠れなそう、というときにも頓服して気分の波を落ち着かせていました。

ラミクタールの処方量はたぶんまだ増やせるのですけど、抗不安薬の頓服である程度しのげるならそうしていきたいな、と個人的には思います。

頓服のアルプラゾラムは昨今の医薬品供給不足問題も絡んで入手できるかどーかの不安もあったり、世情も絡んで落ち着かない一年だったな、とも思います

 

 

子どもたち、

長女が小1になり、小学校のスケジュールに合わせざるを得ない生活になったのですが、これがまた「割といいな?」と思ってます。

健康な人のためのスケジュールが子に課せられていて、それをこなしていき健全な学びにつなげていく義務があるということ、いわば「生活の張り合い」ができました。

しんどい時はしんどいですけど、しんどい時はしんどいなりに子どもが自分で動いてくれるようになったので、彼女の成長ともども良いことでした。

一方で次女は引っ越しによる保育園ロスで母子ともに落ち着かず。

日中ほぼ私と過ごす中で、食事も満足にとらせてあげられないし、気づけば一日中ダラダラで、申し訳ない気持ちしかなかったです。

幸い認可保育園の利用が内定したので、年明けからは新しい保育園でのびのび過ごしてほしいと思います。

 

夫、

夫婦関係は概ねBADでした。

何でこのタイミングで移住…転職…理由もあれこれあべこべで、ああもういよいよ無理、別れたい、ひとり親の苦労を見知って尚子どもたち連れて出ていきたい。

激情がブワーとなりイライラもありましたしキツい言葉を投げつけることも多々。

ただ、いろいろと調べたり動いたりしてもなお、やはり彼に経済的に依存する外に子どもたちをまっとうに育てる術がないと分かり、それならそれで「幸せになるように生きねば」と思ったものでした。

 

希死念慮は延々と私にまとわりつく中で、「幸せになるように生きよう」という発想が出てきたのはなかなか病状が落ち着く方向にあるのではないか、という気づきもありました

 

生活環境は儘ならぬものです。

それでも平定するようにとまともに障害と向き合いアクションする年でもありました。

 

12月に入り双極性障害のログを残すためだけのこのブログを作り、双極性障害に特に関心のある方に届くようにできたのは良かったです。自分自身でも「双極症のことはここに書こう」と整理がつきます。闘病アカウントを展開しているTwitterがなくなるやら存続するやら落ち着きませんが、ブログは残せるものなのでその点でも安心。

 

今年は双極症についての書籍も読んだ方です。

bidi-tke.hatenablog.com

ここにある経過表とSRMは特に良かったです。継続してつけていきたいもの。

 

 

年末は特に鬱が深くなりしんどい時期なのですけれど、今冬はなんとか平定した気分で過ごすことが出来ています。生活環境の変化はあったものの、こういった自分なりの取り組みが効いているのだと思います。

「どうにかこうにか、やっていくか」

そう思いながら年が暮れていく様を見ています。

 

来年も「幸せになるように生きよう」と思います