ほぼ黒ワンピース生活|双極性障害Ⅱ型の治療ログ

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2023/02/20 診察おわりました

2023/2/20 診察おわりました

 

 

bidi-tke.hatenablog.com

 

2000字も書いちゃって迷惑だろうか、と思いましたが、しっかり目を通していただけて診断、食事療法、家族教育、と今の困りごとの解決に確実に近づく時間となりました。

 

特に困っていた症状と、所望する手当てについてはこんな感じでした

 

「早く死ね」と頭の中で声がするように感じるが、双極性障害には譫妄の症状はないので一体何なのか心配です。

集中困難の状態が続くと、家事や車の運転、子どもの送迎にも支障が出るため医薬品での手当てが可能ならば服用したいです。発達障害のある友人に、コンサータの服用で頭の中がクリアになり生活が改善したとききました。私も服用することは可能でしょうか。

 

→「思考化声」と思われます。双極性障害では確かに症状としてありませんが、精神障害自体がスペクトラムになっているので統合失調症の症状を呈することもあります。

コンサータの処方をご希望ですが、コンサータはこの思考化声を強める作用があると報告されているのでおススメはできません。今はまず双極性障害の鬱エピソードを抑えて、症状を平定させることを優先しましょう

 

というわけでビプレッソ徐放剤50mgが処方追加されました

www.info.pmda.go.jp

新しいお薬が出たらまずしらべとこ読んどこ

 

今日は運転に不安があったので夫に付き添いを頼みました。夫は初めての精神科に落ち着かない様子(患者はあなたではないのですけど

 

主治医から何かお聞きになりたいことはありますか、と促された夫は

「薬を長期連用することで影響はないのか心配です」と尋ねておりました。

正直、私はもう薬を死ぬまで飲むことにしているのでそんなん聞いてもやな思ったのですが、そもそもラミクタールなど「最近の双極性障害治療薬」自体の長期的視点でのレビューはそろっていないものなのです。炭酸リチウムのみが有効とされていた時代に比べれば重篤な副反応も少なく、医薬品の選択肢が増えて治療が進めやすくなったことは良いことと考えています、と主治医が述べておられました。

そうだな、と。

病態解明も進み、医薬品の選択肢も増え、治療手段も増えている今だから生きながらえているようなものだ、と思いました。

 

待合室のお供:

 

 
「心の病」の脳科学 なぜ生じるのか、どうすれば治るのか (ブルーバックス) 新書 – 2023/2/16 林(高木) 朗子 (編集, 著), 加藤 忠史 (編集, 著)

 

次回の診察について、

「少し心配なので2週間後にお願いします」と言いますと、「賛成です。では2週間後にお会いしましょう。」と予約を入れてくださいました。

また先生に会いに行かないとな、と。

それまでちゃんと生きていないとな、と思いました。