産後うつかと思いきや双極性障害(Ⅱ型)でした。というわけで治療開始してもうだいぶ経ちました
気分障害の当事者がつらつらと書き連ねる治療の感想になります。
万人に通用する障害の乗り越え方や治療の進め方についての情報はありません。私がこうだった、という一つの事例でしかないことをまずお詫びいたします。
(せめてものお詫びの気持ちで)障害についてお知りになりたい方は、厚労省の情報をご参照ください。
また、かかりやすい精神科を受診し、お医者様とよくお話しになることで障害を受け容れ、人生を穏やかにすることがベストであると考えています。スピリチュアル系列、反現代医療に走ることなく、この障害と共に生きる道を探していただきたく思います。
拙ブログは雑記ブログです。精神障害以外の話題についても雑多に記載しておりますため、双極性障害Ⅱ型の情報のみご覧になりたい方は、 双極性障害II型 カテゴリーの記事一覧 をご覧ください。
今日お話しするのはこんなことです
ずっと調子悪い
ここのところ、SRMをつけていて状態がログられていることも助けとなり「ずっと調子悪い」ということが分かっています。
ちょっとでも調子が良いと「何事もない穏やかな日々である…人生は素晴らしい」とあっぱらぱーになるので、こう記録を取るのは良いことだと思いました
SRMについてはこちら、
何で調子が悪いのか。
3週間もカイガイシュッチョーだった夫が帰ってきて、生活リズムおよび対人リズムが大きく変わったからでしょう。「家族が増える」もストレス因子の一つですし。
まず空港までのお迎えドライブ、その日は朝から希死念慮が出ていたのでアルプラゾラムを服用しておりだるんだるんを楽しんでいたのですけど、「昼頃に着くからその頃に」「空港でコロナの検査受けるから夕方になるかも」「やっぱ受けない、昼頃」とコロコロ予定が変わっていきました。昼が過ぎたので子どもたちにおやつを出して、紅茶でも飲もう、と一息ついたころに「お迎えよろしく」と連絡が入り、自分のメンタルの調整どころではありませんでした。
対人リズムの平坦化は家族のメンバーがいればいるほど無理だと思うエピソードの一つです。
家事の負担が減るかと思えばそうでもなく、むしろ育児のタイミングも乱れ、何をどうしたら私は平定するのか、アルプラゾラムの空きパッケージだけが増えていきます。
「福岡での薬の流通具合が読めないので、転院してしばらくも多めに持っておけるように処方変更しますね。毎晩2錠、と書いてますけど今まで通り頓服でいいですから」
と処方を工夫してくださった前の主治医に感謝するばかり。
医療者と同居家族とで病気への理解を深め、懐深く根気強く病気に立ち向かい、対人関係療法を組み立てていきましょう、というのが対人関係療法の肝要ですが、医療者は良きにせよ、同居家族がこんな感じですのでほんと「私には対人関係療法は無理」です
諦めから入るなよ、と思う自分もいますが、今は鬱が濃くて抜け出せそうにありません。無価値の塊。生体反応が続いているから身体は生きているけれども、心はずっとしんだままです。
ラモギトリンの量を増せば鬱の気分に落ちるのも抑えが効くでしょうか。今度主治医と相談。
「不幸せ」の素因数分解
私の不幸せの正体は何なのか。
家族が病気を理解していないから。
私が、家族の無理解をどうにかしようと思っていないから。
薬が足りていないから。
私が、今は別にいいです、と主治医に言ったから。
結局自分に責任の所在を持っていくのも「自責感」「自罰感」の症状です
症状だ、と思えるだけマシ。
今は水の底にいる。世界を見上げている。
水の底から見える世界を記していくのが私の役割だと思って、こうして文字を書き連ねています。
またいつか水の底から世界に出よう、そういう気持ちはあります。
大丈夫です、また会えます。