ほぼ黒ワンピース生活|双極性障害Ⅱ型の治療ログ

「ほぼ黒ワンピース生活」双極性障害Ⅱ型の治療ログ中心のブログです

働きたーい。「在宅就業障害者に対する支援」でなんとかしたーい。

産後うつかと思いきや双極性障害(Ⅱ型)でした。というわけで治療開始してもうだいぶ経ちました

気分障害の当事者がつらつらと書き連ねる治療の感想になります。

万人に通用する障害の乗り越え方や治療の進め方についての情報はありません。私がこうだった、という一つの事例でしかないことをまずお詫びいたします。

(せめてものお詫びの気持ちで)障害についてお知りになりたい方は、厚労省の情報をご参照ください。

www.mhlw.go.jp

また、かかりやすい精神科を受診し、お医者様とよくお話しになることで障害を受け容れ、人生を穏やかにすることがベストであると考えています。スピリチュアル系列、反現代医療に走ることなく、この障害と共に生きる道を探していただきたく思います。

 

今日お話しするのはこんなことです

働きたい。

懐も寒々しくなってきたので「働きたい」の気持ちだけがカッカしております。仕事すきなのですよ、ただ身体が動かないだけで。

しかしなんにせよ障害者。障害者で子持ちで40歳、雇う?

 

「障害者」であることをPR材料にできないか考えた

逆にさー、障害者だけどこんなにお得!みたいな材料はないかなぁーーとウダウダ考えながら適当なキーワードにて情報検索。

そんなこんなウダウダながらウダウダ調べていると、厚生労働省HPにこういう情報を見つけました。

 

ホーム> 政策について> 分野別の政策一覧> 雇用・労働> 雇用> 障害者雇用対策> 施策紹介> 障害者の方への施策> 在宅就業障害者に対する支援

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/shisaku/shougaisha/07.html

 

在宅就業障害者に対する支援

在宅就業障害者に対する支援、とは何ぞやと上掲URLのリンク先の各種資料を読みますと、制度概要などなどだんだん把握できてきました

在宅就業障害者への発注で企業に特例調整金・奨励金が出る制度

一番読みやすいのが「制度概要」のPDF資料でした。

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000128291.pdf

 

こちら、在宅で働く障害者への発注を奨励する支援制度でございまして、在宅就業障害者への発注額に応じてなんぼかの特例調整金・特例報奨金が事業者(発注者)側に支給される、とのこと。

これ、在宅就業障害者(まさに私)に発注してくださる企業様にとってはお得なのでは?

 

支給されるお金の名前が障害者雇用調整金になるか特例調整金になるかは企業様次第ではありますが、あれやこれやの算定式を経て出てくるのは純粋にお金。

健常者の方と在宅就業障害者とで同じ仕事を頼んで同じ仕事が返ってきて同じ金額を払った場合、在宅就業障害者に発注した際は厚生労働省に申請書を書いて特例調整金・特例報奨金がバックされる、となるわけでして。

 

お得だの損だの言う場合ではありませんが、こう調整金や報奨金を払って尚、障害者も労働ができる環境を作っていかねばならない雰囲気を感じました。そしてその阻害要因は「障害のある人には仕事を頼みづらい」といった無意識のバイアスだったりします。そのバイアスを取っ払うべく「まぁお金もらえるなら発注しましょか」となる仕組み、

ほうほう。

そしていざ納品物を見たら一定水準はクリアしていた、となったらば?仕事に障害も健常もなかったんだな、という教育になるんでは?

 

ほうほうほうほう!!!

 

壁。

今私がフリーランスとして契約している会社様のうち1社は総従業員数100名を超える企業様ですので、もしかしたら適用になるかもしれません。

しかし業務委託契約を結んだ際には障害についてお話ししておりませんで、いわゆるクローズでの業務委託契約となっております。この度私も初めてこの制度を知ったので、情報提供しがてらオープンにするとしたら。

 

不利益事項、となって契約解除になるのかなぁ。

障害者差別禁止の風潮が押さえになって、OKOKみんなハッピーにいこ~☆となるかなぁ。

 

うーーーん…

 

実際問題、

上掲通りウダウダ考えて、いい情報が得られたものの、またウダウダ考えることになりそうです。

一介のワーママだった頃「ロールモデルいない」問題に直面したものですが、この度障害者として働くにあたっても「ロールモデルがいない」問題に直面した気持ちでおります。

誰しもが未開の荒野を歩くのが人生でもありますが。

 

僕の前に道はない、僕の後に道はできる。

高村光太郎もそう読みました。

 

私も行こう。道なき道を。