ほぼ黒ワンピース生活|双極性障害Ⅱ型の治療ログ

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自分の困難に名前がついたとして何が良いのか

双極性障害の診断が割とすんなり出る旨のX投稿を見て思ったこと

私は20代のころから抑うつ症状と軽躁症状とが繰り返し出ており、鬱のときに受診、抗うつ薬処方を受け「治りが悪い」のでダラダラと通院し、そりゃそうですよ双極性障害なんですから、と正しい(と思われる)診断名がついて過去を振り返るのでした。

あの時期に起こったモロモロのことは、思い出すのも苦痛です。

思い出すのも苦痛だから障害年金請求用の書類を整えるのは苦行でしかなかったです。今はもう請求も終わり、代理をお願いした社労士先生から申請書面の写しを頂戴しておりますが、改めて目を通すのも苦痛でそのまま置いています。

 

そういう中で「最近は実は発達障害だろうと、双極性障害の診断がすぐつく」という旨のツイート(X投稿)を目にしました

 

精神科トレンドも変わるものなのね。と薄目でスクロールして当該ポストは流れていきました

 

 

さておき、タイトル如く「自分の困難に名前がついたとして何が良いのか」

 

私の困難は脳器質の問題、双極性障害でした。私の困難には、そういう名前がつきました。で、だからどう、と。

 

正しい治療に繋げられることはメリットでしょう。

 

一方で「双極性障害だった。あの頃のことはごめんなさい。許して欲しい」と過去に起こした過ちを解決できるわけでもなし

「双極性障害で就労に困難があります。こういうご配慮をお願いしたいです」と就労希望を出す勇気があるでもなし

「ママは双極性障害だからあなた達の養育は出来ません」と子を手離すことができるわけでもなし

 

病気が原因の困難は数あれど、

病気を理由にあれこれ求めることはできない

 

自分の困難に名前がついたとして、何が良いのか。

 

ここはご同病の方、もしくはその支援者がお読みくださるものなのでお答えをお持ちの方がいらっしゃったら教えて下さい

 

困難に名前がつくこと、その良さとは。