産後うつかと思いきや双極性障害(Ⅱ型)だったみたいです。というわけで治療開始して6週間が経ちました。
気分障害の当事者がつらつらと書き連ねる治療の感想になります。
「キレるエネルギー」がない
以前はキレ散らかして止まらず、大柄の成人男性(夫)にも言葉の刃を突きつけ続けることがあったのですが、今は大抵のことに「あ〜そうなの。それで、うーん、どうしようね」「これ困ってるから解決したい。どうしよう。何かアイデアある?」「それは流石に困っちゃうな〜。こうしてくれたら助かるんだけど」と穏やか、かつ建設的に、自分の感情のすべてがフラットになっていく実感があります。
建設的に意見を述べ、求める、これはビジネスコミュニケーションの基本で、かつてバリバリ働いていた頃に読んだ自己啓発本の影響もあるかもしれません。
しかし、こうも穏やかに行けるのはなぜ。以前はカリカリしながら冷静を装って相手を食う勢いで話していた。
何故変わった。違和感です。
これが健常者の世界なのか
もしかして、これが健常の人たちが見ている世界なのでしょうか。
これまでの人生がずっと双極性障害Ⅱ型であった自分には、わかりません。
これはこれで良い、のかな
夫も「そういや最近キレないねw」と笑ってくれました。
子どもたちも好き放題やってます。生き物に備わっている好奇心のむくまま。床にお茶がこぼれても、さっと雑巾をもっていって「濡れちゃって嫌だったね、お着替えしようか。床は拭いておくね。ほら、もうきれいになったよ」。なに、この『優しいお母さん』っぽさ。
お薬が合っているということか
今服用しているラミクタールの効果には、
この薬の作用と効果について
興奮性神経伝達物質の遊離を抑制して神経の過剰な興奮を抑え、双極性障害における気分の変動を抑えます。
通常、双極性障害での抑うつ状態や躁状態の再発・再燃の抑制に用いられます。
(引用元は上記URLです)
とあります。気分の変動が抑えられ、平定している状態に至っているのでしょうか。
双極Ⅱ型にかぎらず、鬱やパニック障害ほか精神の病気に至っては、薬との相性が全てだと思っています。そしてその薬の選択をするドクターとの相性もあるんでしょう。
そして双極Ⅱ型に至っては臨床心理士の出番がそこまでないので、やはり薬が全てなんでしょう。
しかし、考えがまとまっていないうえに治療の道の始めにしかいない患者なので、「でしょう」「そう思います」としか言えないです。
治療が進んだあとで振り返ることにします。