産後うつかと思いきや双極性障害(Ⅱ型)だったみたいです。というわけで治療開始して4週間が経ちました。
気分障害の当事者がつらつらと書き連ねる治療の感想になります。
自分の中での障害受容
自分はこういう気分障害を抱えて今まで生きてきたんだなと、これまで省エネ気味で、一概に「やる気がない」と捉えられがちだった人生を振り返ります。
気分の波が鬱方向で波打っている。
幼少期からそこまではしゃぎまわることもなく、黙々と絵を描いたり紐一本で延々と遊んでいた自分を振り返り、そして思春期を過ぎる頃から、何かのきっかけですぐにしにたいと思っていたことも思い出し。
それは障害のなせるワザであったと知って、エッ普通の人はそんなにすぐしにたいとか思わないの??と驚いたりもしています。
治療ログの管理
診察もはや三回目、日常に感じた症状っぽいものを書き留めるのと、診察時に言うこと、聞きたいことをまとめておくため、また領収書などのまとめにと マルマン ノートパッド&ホルダー ニーモシネ A5 を使っています。中身はメモパッドですがA5ノートを挟んで一連の治療ログにする予定。
自責も自罰も「症状」
子育て経験もあるドクターに担当していただいています。
下の子の保育園がまだ始まっていないので、クリニックに連れて行っており、ドクターはいつもパァ〜っとした笑顔で対応してくださり和みます。今日に至っては「そうか、次の診察はもう保育園が始まってるから会えないのか〜」と残念げでいらして、休ませて連れてきてもいいかなと思いながら。
しかしながら「精神科クリニックに本当に子どもを連れてきてしまっていいのかな」とハラハラするのも事実。
その気持ちにつられて、「こんな親で申し訳ない」と子どもたちに思いますし、「こんな妻で申し訳ない」と夫にも思います。各方面に自責の念を感じては泣く日々。
そんな毎日ではあったのですが、きょうの診察でそれを吐露すると、それらは単に気分障害のひとつの「症状」 だそうで。マジかい。
ドクターのいうには、「調子のいいときも『自分には価値がない』と思いますか?」
その問いに「そういえばそんなことはないな」と軽躁状態(健常な人に言う健常な状態)の際の自尊感情を思い出すのみでした。そうか、症状だったのか。
性格傾向との切り離しがなされたので、私はやはり気分障害であり、診断名は双極性障害Ⅱ型。認知行動療法でなく服薬治療をメインとし、治療に取り組む姿勢を新たにしました。
そういった感じで、自分の障害受容が進んでいます。
さて、他己の障害受容は如何に
帰宅して夫にその辺りのことを話しました。
彼の中で、私の障害はどのように映っているのか、当たり前のことながら全くわかりません。
普段から仕事に育児にと忙しい人なので、妻のケアなぞ手に負えない、となったら離別も考えに入れておきましょう、と話しました。彼の中では子どもたちに影響がないように、ということを最優先するという気持ちだけが見えました。
そこまででいいのか、もっと話し合うべきなのか、気分障害の治療アカウントにもぐってしばらく考えてみます。
そんなこんななお話しでした。
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本記事はnote マガジン「#双極性障害Ⅱ型の私、子どもと暮らす」に転記済です:
https://note.mu/tk_e02/m/m51cc3abdc662
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